こどもとくらし

健やかな身体と心を育てるために、できること。

歯列矯正の選択

歯列矯正というと銀色のワイアーを付けるものが一般的でしたが、現在は様々な選択肢があるようです。

特に子どもの歯列矯正に於いては、単に歯の審美性だけでなく、身体と心の健康に繋がることが目的とされています。

 

①装置による矯正

ブラケットとチューブによる矯正。メタル製、セラミック製、リンガルタイプなど選択できる。

子どもの場合は拡大床、咬合傾斜版、リンガルアーチなども使用する。

 

②マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(クリアライナー、インビザライン、等)

アライナーと呼ばれる透明な可撒式装置を約2週間ごとに交換。

混合歯列期前期(5~10歳)から装着できる。

 

③MRC矯正(マイオブレイス、プレオルソ等)

レーニングや器具の装着により、歯並びを乱れさせる習慣や癖の改善を図り、正常な発達を促す。

「トレーナー」と呼ばれる取り外し可能な装置を使用し、「アクティビティ」と言われる口腔周囲の筋肉トレーニングを行う。

混合歯列期前期までが望ましい。

 

①、②は審美性を重点とした治療方法ですが、成人矯正の場合は9割ほどの人が多少の後戻りをするようです。

この後戻りをさせる原因が、歯並びを乱れさせる習慣や癖であるということ。

混合歯列期前期であれば③のは画期的な治療方法であると感じました。